本日は、「さっぽろ ゆめ結晶」活動報告の第2弾!
前回の第1弾では、プロジェクトを始めるに至ったきっかけをお伝えしました。
※ちなみに、今までの活動はこちらに概要が載っていますので、併せてご覧ください!
今回は、その後どのように企画や商品案を構想していったのかを、第1回会議でのプレゼン準備の様子を交えながらお伝えします!
「フェアトレード産品を使ったお菓子」
昨年10月時点で、このこと以外はまだ何も決まっていなかったので、まずは原材料や味、種類など、どういったお菓子にするのか議論しました。
現在の3年生が中心に様々な案を出し合い、作りたいお菓子の構想を固めました。
これらが、当時出された案です。
それぞれバラバラな商品案に見えますが、共通したコンセプトが主に3つあります。
1.北海道産食材の使用
昨年6月に札幌市がFTタウンに認定され、同年10月には、本学と北星学園大学がFT大学に認定されるなど、ここ数年、北海道にてフェアトレードの機運が高まっています。
なので、地元北海道をもっと盛り上げるためにも、FT産品だけでなく、道産食材もお菓子の原材料に用いることを決めました。
2.FTラベル認証
フェアトレードの原材料を用いた商品を販売する際に、FTラベル認証を受けることは必須条件ではありません。
しかし、FTラベル認証を受けることで、商品のパッケージにFTラベルをつけることができ、一目でフェアトレードのお菓子であると認識させることが可能です。
FTラベル認証には、様々な厳しい条件があり容易なものではないですが、フェアトレードを周知したいという目的を果たすためにも、私たちはFTラベル認証の取得を目指しました。
3.ヴィーガン対応
残念ながら延期となってしまいましたが、今年2020年は、東京オリンピックが予定されていました。
札幌への招致も決まっており、多くの外国人観光客が札幌に来ることが予想されていたため、私たちは、外国の方にも食べてもらえるようなお菓子を構想します。
それがヴィーガンやベジタリアンへの対応です。宗教や文化などの理由で動物性食品が食べられない方々にも食べていただけるお菓子を作りたいと考えました。
動物性食品不使用のお菓子はあまり見られないので、ほかの商品との差別化も期待して、コンセプトに加えたのです。
以上、3つのコンセプトを盛り込んだお菓子を開発し販売しようと決めました。
次に私たちがやるべきことは、協力企業や団体を募ることです。
サークル顧問の伝手を借りながら、協力してくれそうな企業などを探し、企画プレゼンのアポを取りました。
最初に企画をプレゼンする企業は、北海道新聞社です。
このプロジェクトには北海道を盛り上げるというコンセプトがあるということや、北海道新聞が持つ宣伝力の強さなどから、同社の方々に協力を依頼することを決め、快く引き受けていただきました。
早速、北海道新聞社への企画プレゼンに向けて、資料の作成を始めました。
相手は大企業で、下手なものはお見せできないので、みんなでとことん調べながら、何週間も資料を練り直したのを覚えています。
資料には、考え出した商品案はもちろん、プロジェクトをやる意義やお菓子のコンセプト、現状分析、販売経路、資金源などを盛り込み、できるだけ現実味のある企画にすることを意識ながらプレゼン資料を作成しました。
資料作成の様子。何度も話し合いながら、準備を進めました。
そして、ついに北海道新聞社での会議の日がやってきますが、その様子はまた次回です!
ところで、先ほどお見せした3つの商品案の中に、現在の「さっぽろ ゆめ結晶」の素案とみられるものはありますでしょうか?
現在の「さっぽろゆめ結晶」。先ほどの商品案の中にこれと同じようなものは。。
そうです!ないんです!どういうことでしょう?
私たちは、その後、北海道新聞社をはじめとする様々な企業や団体の方々との会議を設定し、議論した商品案や企画のプレゼンを行うのですが、その会議にて私たちは商品開発の厳しさを知ることになるのです。。。
今回の活動報告はここまでです!いかかでしたか?
次回は、昨年11月から今年にかけて行われた会議での様子をお伝えします!
明後日8月7日更新予定ですので、ぜひお楽しみに!
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