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191012 フェアトレード大学認定式

こんにちは!


本日は活動報告第2弾! 昨年10月12日に行われたフェアトレード大学認定式の様子をお伝えします!


まず始めに、フェアトレード大学について簡単にご説明。

フェアトレード大学とは、大学全体でフェアトレードの推進活動に取り組んでいる大学を認定する制度です。

学生団体の存在やFT商品の取り扱いなど、認定にはいくつか条件があり、それらを満たした大学が「フェアトレード大学」として認定されます。


日本では、静岡文化芸術大学が初めてフェアトレード大学に認定されました。

そして、昨年10月12日に、北星学園大学と我らが札幌学院大学が国内第2号、道内初のフェアトレード大学に認定!


同日に、札幌テレビ塔にて、記念式典が行われ、準備段階から学生が中心となって進行しました。


その式典では、多くの仕事や役割を学生が担当しましたが、その中でも特に思い出深いのが、祝福パフォーマンスです。



事前会議の段階では、祝福パフォーマンスを両大学のサークルや部活動、そして北海道大学バンザイ魂にお願いすることになっていました。

北星学園は、チアリーディング部が祝福パフォーマンスを担当すると聞き、私たちは軽音サークルに依頼することに決めました。


しかし、軽音サークルから、当日参加するのは難しいと断られてしまったのです。

立ち上げて間もない弱小サークルの私たちには、ほかのサークルへの伝手もなく、どうしようかと迷っていたところ、サークルメンバーで、歌のうまいR君にお願いしようということになりました。


R君は引き受けてくれましたが、どうせならメンバー全員で歌おう!ということになり、全員で歌うなら"We are the world"はどう?という提案が出ました。

歌詞が英語であることや、曲の難しさなどから悩みましたが、結果、"We are the world"で行こうと決まりました。


そこから、私たちの猛特訓が始まります。

ときには夜通しカラオケボックスで、ときには人目もはばからず大学内で、雨の日も風の日も、平日も土日も、病めるときも、健やかなるときも、富めるときも、貧しきときも、とにかく練習しました。

 本番直前!



そして迎えた本番。私たちの祝福パフォーマンスの時間がやってきました。


まずR君が名前を呼ばれ登壇します。


イントロが流れ出し、緊張は一気に高まります。


静まり返った会場を、歌いだしを担当するR君の美声が包み込みました。


その後、司会を担当していたY君、機材担当のC君が続き、続々サークルメンバーが歌い始めていきます。(実は、R君の独唱ということで段取りしており、その後、続々メンバーが歌い始めるというサプライズ的な構成だったのです!)


 R君独唱⇒Y君コーラス加入



そして、サークルメンバー全員が登壇し、曲の半分を終えたところで、私たちは会場の方々に向けあるお願いをしました。

それは、「一緒に歌ってほしい」というお願いです。


すると、会場にいる人たち全員が歌い出してくれたのです!

恥も将来も何もかも捨てて歌った私たちの想いが届いた瞬間でした!

 メンバーが次々歌いだし・・・最後は会場全員で!



"We are the world, We are the children"


会場内に響き渡るこのフレーズに、涙しそうになったのを忘れられません。

そして、無意識に自分がこのフレーズを口ずさんでいることに気づいたとき、

フェアトレードが秘めるパワーやエネルギーの大きさを体感しました。


本日お話したのは、祝福パフォーマンスについてのみになってしましましたが、全国からのメッセージや、認定賞授与など最高に充実した内容の式典だったとおもいます。


 認定賞授与や団体紹介の様子



それから数日後、式典の様子が、あるテレビ番組内にて放映されるとの情報を聞きました。

私たちは画面にかじりつくように放送時間を今か今かと待っていましたが、約3分の番組内に私たちのパフォーマンス姿はありませんでした。


つまり、あの式典において、私たちのパフォーマンスはなかったことにされていたのです!(何なら代表スピーチもカットです。北星の代表学生は映ってたのに!!ヾ(。`Д´。) )


社会の厳しさを知った19の苦い思い出です。

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